シドニー大学・ロンドン大学・東北大学の学生が育樹体験!

東北大学のグローバルラーニングセンターの企画するショートプログラムにて、豪・シドニー大学や英・ロンドン大学の学生が東北大学の学生・教員とともに海岸公園センターハウスを訪れました。

こちら、東北大学と日本財団ボランティアセンターの共催のプログラムで、テーマは「東日本大震災の経験を世界につなぐ」。
この日は名取市閖上地区や震災遺構である荒浜小学校を訪れ、最後に海岸公園センターハウスへ。Welcome!!

まずはセンターハウスの中で「ふるさとの杜再生プロジェクト」の説明を行いました。
プロジェクトの目的や将来ビジョン、最近の活動などをお話ししましたが、非常に丁寧かつスムーズに通訳をしていただいたおかげで、学生の皆さんに無事に伝わったようでした。

続いてセンターハウスの向かい側で育樹体験を行いました。
ここは松林が育ってきているすぐ西側で、過去にアジサイの苗木などを植樹したエリアです。
学生さんとコミュニケーションをとりながら、20〜30分草取りを頑張りました。

「ガーデニングをしたこともないから草取りは初めてです!」「今回のショートプログラムで一番面白いかも」など、楽しんでもらえたようでした。

育樹体験で汗を流したあとは、海岸防災林を見学しながら深沼海岸へ。

海を眺めながら皆さん一休み。

愛林碑や住宅基礎遺構の見学も行いました。
荒浜地区は現在は住めないエリアになっていますが、これまで海岸林と共に人々の暮らしがあったことをお伝えし、学生の皆さんも頷きながら説明を聞いてくれました。

とある学生さんとお話ししたところ「地震は少ないけど、私の国では洪水は珍しくない」という話をしてくれました。
東日本大震災からの復興の経験や防災の知恵が、国境を超えて参考にしてもらえたら良いなと、案内をしながら感じていました。

海外の学生さんたちとご一緒できて、こちらも大変学びの多い時間でした。
Thank you for coming, and see you again!