子どもたちと一緒に、海辺に森を育てています。

仙台ふるさとの杜再生プロジェクト連絡会議では、みどりの復興と震災の伝承を進めるために、子どもたちの育樹体験を企画しています。

2021年は、仙台市立吉成小学校の児童が、荒浜地区の海岸防災林で育樹体験を行いました。子どもたちはコナラやエノキ、ヤマハンノキの苗木の補植や、ドングリをポットに埋める苗木づくりを体験しました。

また、育樹体験に先立って、かつての沿岸部の風景や海岸防災林の働き、震災後のみどりの再生について、子どもたちに解説しました。

好きなドングリを選んで苗木づくり
将来どんな森ができるのか説明

小学校だけでなく、中学校・高校・大学、企業とも一緒に、森の手入れを行っています。

2021年は、東北学院高校の皆さんや、仙台一高硬式野球部の皆さんと、海岸防災林で育樹活動を行いました。

育樹に励む仙台一高野球部

木が成長するには20~30年の時間がかかりますが、海岸公園や海岸防災林を訪れると、少しずつ育ってきていることを実感します。

今後も子どもたちをはじめ、よりたくさんの人と一緒に育樹を進めていきます。