岡田小学校が育樹体験を行いました!

晴天の5月19日。仙台市宮城野区の岡田小学校の5・6年生の約50名が、ふるさとの杜を訪れて育樹体験を行いました。

今回の舞台は岡田砂原地区。
ここには、2年前に岡田小学校の子どもたちが苗木を植えた場所があります。
子どもたちは、まず先輩たちが植えた場所の見学を行いました。

育樹体験の導入として、「なぜ海辺に森をつくるのか?」ということや、育樹の意義、鎌の使い方などをレクチャーしました。
子どもたちとクイズのやりとりをしたり、パネルを見せながら説明しましたが、食い入るように聞いてくれていて嬉しかったです。
震災前の松林の写真を見せた時に、「おぉ〜!!」という声が自然と聞かれたのが印象的でした。

レクチャーが終わったら、いよいよ育樹体験!!
ここ岡田砂原地区の苗木はまだ背が低く、雑草に隠れてしまっているものもちらほら・・。
そこで、みんなで鎌を使って、草刈りを頑張りました。

子どもたちの頑張りのおかげで、苗木の周りがすっきりしました!
苗木も嬉しそうです。

また、岡田小学校の皆さん、育樹体験に先駆けて「浜辺の観察会」も行っていたので、ちょこっと同行させていただきました。
新浜地区の海岸には、震災後も海浜植物が奇跡的に残っています。
子どもたちは浜辺を歩きながら、ハマヒルガオやハマエンドウを見つけては、じっくり観察していました。

ちょっと暑い中での育樹体験となりましたが、無事に終えることができました。
岡田小学校のこどもたち、先生のみなさま、ありがとうございました!
「短時間で物足りなかった〜」という子もいたみたいなので、育樹会でもお会いできることを楽しみにしています。