東北大学多文化間コミュニケーション受講学生さんが育樹を行いました

6月3日(土)昨日の暴風雨が嘘のように晴れ渡る気持ちの良い日に、東北大学の多文化間コミュニケーション(渡部先生)を受講する留学生を含めた23名の学生さんが、センターハウスの前庭の修景除草を行いました。5月の事前の授業で概要を説明させてもらいましたが、海外や他県出身で今日初めて荒浜を訪れる人も多かったです。

海岸公園センターハウスのレンジャー髙橋さんからセンターハウスと荒浜圃場・原っぱビオトープについての説明を受け、育樹場所では今日のターゲット「葛」の特徴と除去方法について解説をうけて作業スタートです。

時に葛の根っこと綱引きをしながら、あわせて外来種のセイタカアワダチソウも除草していきました。

一通り草を取り終わった後、海岸林を見学しながら深沼海岸に出て太平洋を眺め、荒浜の愛林碑を見て戻りました。

最後の質疑応答で今後の展望についても質問がありました。木を育てることとあわせてこの海岸の豊かな環境を体験してまた訪れる人を増やしていきたいというプロジェクトのコンセプトをお伝えしました。解散後も、原っぱビオトープの葦に集まってくるオオヨシキリの観察などされました。

また、育樹の前には震災遺構荒浜小学校を見学し、高山さんから説明いただき荒浜のコミュニティの絆の強さや文化について思いを馳せることができました。