枡江小学校が見学に来ました!

〈本日のレポートは、連絡会議のメンバーである都市デザインワークスのインターン生が担当しました!〉

こんにちは。インターン生の、東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科3年村上優衣です。本日の活動に参加し、感じたことをレポートしたいと思います。

9月21日、宮城野区の枡江小学校の5年生19人が荒浜地区を訪れ、育樹や地区のことについて学びました。

海岸公園センターハウスの中で「ふるさとの杜再生プロジェクト」について写真や資料を使いながら説明しました。震災前の荒浜を伝えつつ、木を海岸沿いに植える意図を学びます。
資料をじっと見つめ、話を聞く様子が印象的です。

外に出て、海岸公園センターハウスのレンジャー 高橋さんから苗木について説明をしていただき、間近で苗木を観察しました。これが何十年もかけて成長し荒浜の田んぼや人々の暮らしを守ります。

小雨だったので、草取りはせず海岸の散策に向かいました。みんな一気に海に走っていき、笑い声と波の音が海岸に響き渡りました。普段なかなか来れない海岸にみんな大興奮です。

濡れないように気をつけながら波に近づき、触ったり匂いを嗅いだりしました。みんな興味津々で海を見ていたのが印象的です。

海岸にはいろいろなものが落ちており、それぞれが思う「宝物」を探しました。フジツボ付きの貝殻、キラキラな巻貝、カニの手…。袋いっぱいなるまで探していた子もいました。

あっという間に時間は過ぎ、予定していた時間をオーバーするぐらいみんな熱中して活動に取り組んでいました。

今回の活動で「ふるさとの杜再生プロジェクト」のことだけでなく、荒浜の自然環境を直に知ることができ、とても嬉しく思います。訪れたのは今回が初めてで、震災前後のことから今後の方針まで詳しく学び、自分なりに視野を広げることができました。機会があればまた訪れたいです。